寄る辺、彼方
まるで身辺整理みたいね
無くてはいけない最小の単位
迷走するモラトリアム
世界でいちばん美しい色

折れたプライドを今すぐ(元通りにしてくれよ)
私の不在など貴方の不在など 神の有罪など なかったことにして
貴方は撲つために生まれて来たのかもしれない、私の彩りを
寂しがり屋の原点
おきにいりのかたち(それは抱擁キスもしくは、)

私を太らせて食べようったって無駄よ(このからだ、狼さんが予約済みなの)
あなたはわたしの世界です
たがいにかなしいこいのはなし
堪らなく恐ろしい夜半の狩り
全部消えてしまえばいいと泣いたのは嘘泣きじゃなかった

花床
空気が落ちてくるそうして僕を動けなくする
君の呪縛に踊らされたい
一つの時代を共に生きた
きみのためにかしこくなるから

青い拒絶
私は寡欲になりたかった
怖いよと泣いて縋れない僕らは、
メーデーメーデーこちら恋心、恋しくて死にそうです
奢侈の女が慈悲を持てば、奴隷が幸せになれるか

もっと誠実な生き方
たまに敵、たまに愛人
アンダーエイティーン
ながいねむりはおきらいですか
綺麗な青色だったでしょう

ママン、懸想してください
私が犠牲にしたエイジ(age、英字、詠じetc.)
死ぬなカルメン、貴様に剣など似合わない
静謐な香りの犬になる
笑わないヒーロー

虚仮にされても捨てられない
生きてる実感、マゼンタ
らびんゆー、まいでぃあ
きみのいいところたったひとつでぼくはいっしょうすきになれるよ
きみがいるならさいわいです

ひとりになってわかること
苦しんだぶんだけ正しくなれたならよかったね
だってぼくらふたりだから、(今は無い122号室の鍵)
絶不調人見知り中
傷、温もり、回路

ぼくのこまったちゃん
君が立つ地面を信用するな
君に愛されるための努力すべてが僕の人生哲学そのものだった
同じ場所に行き着くのでしょう
私は彼を愛さなかった、彼は私を愛さなかった

下半身レスキュー
はじめましてこんにちはまた来世
あなたの理由になりたい
Many kiss the hand they wish to cut off.(ことわざ。多くの人が切り落としたい人の手にキスをする)
一行の台詞につき三行の言い訳を駆使したい臆病ものでござい

紙面の夢を破り捨てたいのよ
脚は開くように出来ている(つまりはそういう)
粗野でお願い
好きな人の好きな人の好きな人
絆が燃える

最後の神
たくさんのものを孤独死させてる
だって別人
人間展覧会
あら、そう(無関心が戦いを産むんだって)

十八年は大事なものをつくるに値する年月だ
終わってしまったあの人へ
アンサー
シンプルな一人部屋
ひかりのばけもの

おまえかなしみはちからだよ
神との恋は苦しかろう
連なる字句には含まれない
もしかすれば言葉はいらない
このみにくいでんとうのもとのからだよ

平仮名の溢れた世界で私は満ち足りていた
理想の部屋
世界との距離の取り方
お得意の被虐趣味
しづかな咆哮

for my old HERO(大好きだった貴方へ)
遠国の色彩
啓蒙するつもりはないから
或いは何もかも捨てていくこと
手間と愛情

冷たいパンケーキ
そこに立つ望みのない愛に
ぼくをきみの栄養にしてほしい
あなたが選ぶものはいつだって正しかった
捨てていかなければ始められないから

システムオールザライ
私が男で、勇気があったら
電熱の日々
アルミニウムの足枷
罪のない嘘と呼んで欲しい

そのための我慢ならもう何百回した
君に越境
黄土色の家族
こどくのなかま
彼女はきっと溺れるためにそこにいる

あなたに孤独を預けたかった訳じゃない
羊水の時間
Thanks、輪廻の神様
知らぬ世界よ憎しみの世界よ
百年目の恋人

あんたのものだよ
伝える旅に出よう
コラージュの記憶
孤独のあるじ
捌け口でごめんね

生まれたからには死なねばならぬ
知らない所で世界は惹かれ合っているという話
この気持ちを知らないのならあんたはまるで神様のよう
踏むよ影法師
耐えて僕らは変わったか(愛は変わらないけどもう行くよ)

祈れヴァルハラ
愛情の分け前
万濁
あなたの代わりに泣くだけの簡単なお仕事
九死に一生恋して一層

朝を忘れた子供
ずるい涙だ
愛したのは力の先の(幸福だったはずなのに)
一生に一度を切り取って
たどるごっこ

どんどんどんどん透明になる
睫毛に立つ
ぜんぶ置き去りにして
一も二も泣く
愛情は孤独を打ちのめし

私を知らない世界の話
きみと一期一会
奴隷ごっこ
私を崇拝すればいいのに
せめて目をそらさないこと

君の恋は僕の心をえぐる作業だ
いきるのはて
そうやっていなくなる あなたのなかからいなくなる
愛してでも奪わないで
裏切り子ちゃん

ひとりで暮らせばぜんぶうまくゆくと思ってた
どこで生きようここで生きようきみと生きよう
涙の写真を飾らないで
こんな時のために神様って言葉があるのね
沈めて恋

ぼくはきみの送り火になろう
あなたのために死ねるというなら突き落とすから「じゃあ笑え」
それでもあなたは青春だった
弱さを盾に愛してもいいか
ムニナルムニナル


inserted by FC2 system